無題なログ

セキュリティ情報、迷惑メール、フィッシング詐欺、Windows の小ネタを書いているブログです (*^ー^)ノ

2014/05

Exploit:Win32/PidiefウイルスはAdobe Readerの脆弱性を悪用する不正なPDFファイル
 
Exploit:Win32/Pidief
 
というウイルス検出名は、無料で提供されてる Adobe Reader 旧バージョンに存在する脆弱性を悪用し、任意のWindows向け実行ファイル(要はコンピュータウイルス)を強制的に起動する不正な PDFファイル です。
 
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《1》 Adobe Reader は最新版に更新済みです! (バージョンX か バージョン XI)

⇒ ウイルス感染といった損害は起こってない可能性が高いです。
 
《2》 Adobe Reader を更新しておらず旧バージョンのまま放置してた… (バージョン9以下)
 
⇒ ウイルス感染といった何かしらの損害が起こってしまった可能性があります。
 
Exploit → エクスプロイト (ソフトの欠陥を悪用する攻撃処理のこと)
Win32 → Windows OS
Pidief → Adobe Readerの文章である拡張子「PDF」をもじったもの

Adobe Reader は最新版を利用するのがウイルス対策の基本

旧バージョンがウイルス感染経路の1つとして悪用されてる Adobe Reader
 
最新版を使うことがウイルス対策の基本中の基本です。 <最新版なら安全
 
また、Adobe Reader の設定を変更しておいて、悪用されうる不正挙動を無能にできる保険的な対策をぜひ実施しておきましょー。
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Trojan.AndroidOS.Smssendウイルスとは? 課金型SMS送信する不正アプリ
 
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Android(アドロイド) を搭載したスマートフォンをターゲットにしたマルウェアの紹介です。
 
Trojan → トロイの木馬
Android → Googleが開発したスマートフォン向けOS
Smssend → SMSメッセージの send(送信)を行う
 
日本のキャリア(NTT Docomo、au by KDDI、Softbank)は、課金型SMSのサービスをサポートしてないので影響は低くダイジョーブっぽい!
Androidの「マルウェア」と「権限」の正しい理解と対策 カスペルスキーに聞く (アプリオ)
http://appllio.com/android-mobile-topic/20120220-1636-Malware-Permission

多数を占めるSMS Trojan -【狙われ始めたAndroid】 第2回:“やられ放題”になるボットの恐ろしさ (INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/android/20120106_500854.html

Androidマルウェアとアンチウイルスソフトの効果 (Opentone Labs.)
http://labs.opentone.co.jp/?p=3190
だけれども、この手のマルウェアにはSMSを送信する以外に、端末からメールアドレス・電話番号とかアドレス帳なんかを引っこ抜く機能も用意されてたりします。
 
そうなると日本のスマホでも影響を受けるワケですが。。。

Androidアプリをユーザーの意思で取り込むのが発端!

多くが野良サイトで配らてる野良アプリで、ユーザーの意思で取り込むのがきかっけになります。
 
知らないうちにAndroid端末が勝手にウイルス感染するんじゃなし!
 
当然ながら、”ウイルス”だの”SMS送信”などわざわざ提示してバラ撒かれるワケでなく、もっともらしく動画再生プレーヤーとかを名乗らせます。
関連するブログ記事
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Exploit:Java/CVE-2013-2465とは? Javaの脆弱性を悪用してウイルス感染攻撃!
 
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旧バージョンはウイルス感染経路として第一位! Java の公式サイト
 
Microsoft Security Esseltials(MSE) や Forefront といったマイクロソフトのセキュリティ製品の検出名…
 
Exploit:Java/CVE-2013-2465
 
は、WindowsパソコンをターゲットにJava旧バージョンにある脆弱性(欠陥)を悪用してWindows向けウイルスを強制的にインストールさせようとする不正なファイルです。
 
Exploit → エクスプロイト (ソフトウェアの脆弱性を悪用する攻撃処理)
Java → 米オラクルが開発してる Java
CVE-2013-2465 → 脆弱性番号のこと
 
この脆弱性(CVE-2013-2465)は、2013年6月に開発元オラクルから無料で提供されてるバージョンで修正されてます。
 
ウイルス感染経路の定番中の定番4系統
《1》 Java
《2》 Adobe Reader
《3》 Adobe Flash Player
《4》 Microsoft系 (Internet Explorer、Silverlight、Office など)
 
つまり、Java を最新版に更新してあれば脆弱性が存在しないため何の影響もないことを意味します。 <去年2013年8月から悪用した攻撃が始まってるん!
 
もち Java が不要で導入してないユーザーさんもダイジョーブ!
Java最新の脆弱性を悪用したウイルス感染攻撃開始 (CVE-2013-2465) 
https://blogs.yahoo.co.jp/fireflyframer/32665538.html

ウイルス感染経路で第1位のJavaとセキュリティにまつわる記事

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