ウイルス対策に有効な設定4つ Outlook&Windows Liveメール向け
Microsoft Office に付属するメールソフト Microsoft Outlook、無料で使える Windows Liveメール で、セキュリティ強化になるウイルス対策のポイント4つ挙げましょう。 



【1】 [セキュリティのオプション] → [オプション] で迷惑メールの処理レベルを [低:(L)] に設定する
迷惑メール(スパムメール)が 《迷惑メールフォルダ》 へ振り分けられない数があまりにも多いなら [高:(H)] に引き上げる
【2】 [セキュリティのオプション] → [インターナショナル] で次のオプションを許可する形に変更する
- トップレベル ドメイン リスト: JP(日本)
- エンコード リスト: 日本語
【3】 [セキュリティのオプション] → [セキュリティ] で [ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない(N)] にチェックマークを入れる
これにより添付ファイルの拡張子が 「.exe」「.scr」「.bat」「.hta」「.js」「.vbs」「.wsf」 の場合は警告が表示されます。 (圧縮アーカイブに含めると警告なし)
【4】 振り分けルールの設定で 「添付ファイル付きメール」 を専用フォルダに移動させて注意を払えるようなフィルタリングを行います
■ ホワイトリストへ登録するスタイルで
正当なメールが誤判定するパターンは起こります。
ただ、そこでセキュリティのレベルを下げる変更ではなく、信頼するユーザーのメールアドレスを ”セーフ リスト” に積極的に許可する運用方法がオススメです。
迷惑メールの受信を止めたいと願うユーザーさんいるやもしれんけど、相手がメールを送信し続ける限り止まらない のが現実なので、『迷惑メールが《迷惑メールフォルダ》へ正常に振り分けられる』 ことをゴールにしましょう。
プレビューでウイルス感染はない
× メッセージのプレビュー機能でウイルス感染
一般ユーザーに影響があった攻撃が流行ったのは 15年近く前 のお話
メールソフトの脆弱性を悪用するので最新版を利用すると攻撃は通用しない
× 圧縮アーカイブの解凍・展開だけでウイルス感染
・ 添付ファイルのプレビュー